メンタルサポートろうむ

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「判例」の記事一覧

外食産業の店長が陥る「過労死ライン」の実態 – 労働者を守る法的知識と対策

最近、外食店を訪れた際に目にする光景が変わってきています。席につくとまず目に飛び込んでくるのはタッチパネル式の注文端末、料理を運んでくるのは配膳ロボット、そして会計は自動精算機で済ませる──。便利になった、いや人間に対応 […]

副業・フリーランス時代の「労働者性」――河合塾講師事件から考える、自由な働き方と本当のリスク

今年9月、12年にわたった河合塾講師の雇止め事件の判決が出ました。 業務委託契約だったにもかかわらず、最高裁の決定で「労働者性」が認められ、復職と10年分の賃金(バックペイ)の支払いが河合塾に命じられました。契約の形式と […]

ハラスメント懲戒処分の落とし穴:「解雇しろ」の声に惑わされない正しい判断とは

企業でハラスメント事件が発生すると、SNSでは「すぐに懲戒解雇にしろ」「甘い処分では済まされない」といった声が上がることがよくあります。一般的に、会社は問題社員を自由に処分できると思われがちですが、実際の法的現実は大きく […]

フリーランス契約か雇用契約か

近年、通常であれば従業員を雇用するような場面で、フリーランス契約を採用するケースが増えています。 フリーランスと業務委託契約を結ぶと、従業員を雇用する場合と違い、労働諸法令の適用がないので、社会保険に加入させる必要もなく […]

60歳定年後、再雇用で賃金を下げるとき

定年退職後の再雇用の際に基本給を減額したことの妥当性が争われた訴訟で、最高裁第1小法廷(山口厚裁判長)は20日、基本給の性質や目的を踏まえて引き下げの合理性を評価すべきだとする判断を示した。その上で、定年時の6割を下回る […]