まんまる堂鍼灸治療院さんで開催されているヨガのクラス。日日ヨガスタジオの寺山陽子先生のご指導を受けています。写真はまんまる堂の川島先生からお借りしました。

2月からヨガのレッスンに通っています。

ボイトレに通っていることは、以前書いたのですが、習い事としては、ふたつめです。
ボイトレは月に1回なので、休まずに行くことは難しくありませんが、週1のペースでの習い事は、ちょっと厳しいだろうと、なかなか手が出せずにいました。

でも、いま通っているところは、月謝制ではなくて、レッスンに行くごとに料金をお支払いするシステムで、月に2回も行ければいいかなーという気持ちで、はじめることができました。
ふたを明けてみれば、スケジュールの合間を縫って、週1ペースで通えています。
やってみればできるものですね。

かんじんのヨガのほうは、やればできるどころではなく、とても体が固くてほとんどのポーズがまともにできません。
だからつらいかというと、そうでもなく、できないならできないなりに、先生がポーズの目的にそった指導をしてくださるので、挫折感を持たずにすむんですね。
それに、レッスンが終わったあとは、長年肩と背中に住み着いている頑固なコリがどこかに行ってしまい、とても背中が軽くなります。

マインドフルネス瞑想はずっと続けていて、それに関連してヨガにも興味を持つようになりましたが、ヨガといえば、柔軟性が必要というイメージがあり、始めるには抵抗がありました。
さきほども書いたように、わたしはとても体が固く、立位体前屈をすると、マイナス30センチくらいです。

でも、先生によると「体が固い人ほどやってほしい」ということで、そりゃそうだーと納得した次第です。
自分ひとりだと、柔軟体操をやってみたりしても、なにせできないので、すぐいやになってしまい、なかなか続きません。
ヨガの理にかなった動きを、専門家から習うからこそ、効率的に「体が固い」という苦手を克服することができます。

苦手なことを克服する、という考えは、正直あまり好きではなく、自分の好きなことをやって、長所を伸ばせばいいじゃない、というのが、わたしのふだんの考えです。
でも、苦手意識があるということは、いままでやったことがない、新しい分野だということ。
そして、やらなければならない、という気持ちがあるからこその、苦手意識ですよね。

苦手ということは、そもそもできなくて当たり前なので、レベルが低くても、あまり気になりません。
気長に続けていれば、そのうち人並みくらいになれるかも、と思っているので、気が楽です。

「体を鍛える」という苦手分野をほおっておくと、これから年を取るにつれてますます体の柔軟性が失われ、ちょっと転んだだけで大怪我をすることがあるかもしれません。
まだまだ元気で働きたいので、さすがに放置できないと常々思っていたところに、そのとっかかりをつかむことができて、よかったなぁと思っています。
月に2回でいいや、そして、じょうずにできなくてもいいや、というふうに敷居を思い切り低くしたからですね。
さらに、よい指導者にサポートしてもらうことで、無駄な苦労をすることなく、本来の目的を追求することができます。

企業においても、基本的にはその会社の強みを活かすのが、よい経営方針だと思っていますが、最低限、これは守らないと企業経営が成り立たない、という部分もあります。
労務管理は、その代表的なもので、多くの中小企業では、「なんとなく詳しく踏み込むとたいへんそうだから、いままでどおり適当にやっておこう」となっているのではないでしょうか。

人手不足で倒産する時代です。
これから、現役で働ける世代の人口はどんどん減っていき、ますます状況は厳しくなります。
労務管理は苦手だからほっておこう、とのんきに構えていては、会社経営自体が成り立たなくなります。

専門家にサポートしてもらい、最初はスモールステップで、小さな達成をくりかえすことが、苦手を克服する早道です。
苦手だからこそ、手を抜かずに、ていねいに取組むことができます。

当事務所では、月1万円(税別)のふたつのサービスのお問い合わせが、とても増えています。
ハラスメント社外相談窓口ネット顧問、どちらも、専門家のサポートを受けつつ、低いコストで効率よく課題に取組むことができるサービスです。
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