デスクトップパソコン用のキーボードを新調しました。

Realforce R3です。
値段をいうと驚かれる、高価なキーボードです。

いままで使っていたのは、Logicool の K270
Bluetooth 接続のフルキーボードです。
写真下の黒いのですね。
購入したのは2016年で、3,000円しなかったと思います。
もちろん、パソコンに付属していたキーボードはあったのですが、より静音を求めて購入しました。

可もなく不可もなく、という感じで長年使っていましたが、最近、キータッチがどうも渋いというか、ひっかかる感じが出てきました。

ここのところ、ハラスメント事案のヒアリング報告書等、大量に日本語を打つ仕事が多く、さすがにイライラして、買い替えることに決めました。

最初は Logicool でいいか、と思ったのですが、実は高級キーボードの代名詞、東プレHHKBにはずっと興味があり、イライラしたはずみで、高価なキーボードを買うところまで、ついでに決意してしまいました。

HHKB Studio と最後まで迷ったのですが、テンキーがほしかったことと、自分好みにキーアサインを変えて、少ないキーを使いこなすというコンセプトに不安を感じたというか、正直使いこなせる自信がなく、ごくオーソドックスな配置の東プレにしたわけです。

前置きが長くなりましたが、1月30日に届いたキーボードを3日程度使ったところでファーストインプレッションをご紹介します。

外観・重さ

白がほしかったので満足です。

昔なつかしい感じですね。
もっさりしているといえば、もっさりしています。

そして、片手でかんたんに持ち上がらないくらいの重さがあります。
もちろん、持ち歩くわけではないので、安定性のためにこうなっているのでしょう。
ちょっと腕がつかえたくらいでは動きません。

接続・電池のもち

ハイブリッドタイプを購入したので、Bluetooth でもつながるのですが、USB接続で使いだしてしまい、無線接続はまだ試していません。
いまどき、有線で問題が起きるわけもなく、刺したらすぐに使えます。

USBだと、パソコンから給電されていて、電池を使っていません。
もっとも、使って3日で電池もちがわかるわけもありませんが。

ユーティリティソフトを使うには有線接続が必要です。

キータッチ

スコスコという感じで、なんのひっかかりもありません。

軽い30g を選んだので、そりゃそうですね。

また、APC(アクチュエーションポイントチェンジャー)という機能で、キーを押す深さを選ぶことができるのですが、標準より浅め(2.2mm→1.5.mm)にしました。

使い心地としては、軽くて疲れません。
そして、スピードが上がった感じがします。
これについては、計ったわけではないので、どのくらいスピードアップしたかはわかりませんが、キーボードを意識せず、思ったとおりに指が動く、という感じです。

タイプミス

いままでのキーボードでは、早く打つと、母音と子音の順序が逆になってしまう(ローマ字入力)というミスが頻発していたのですが、いまはそういうことはほとんどありません。
わたしのタイピングの腕ではなく、キーボードに問題があったということですね。

ただ、軽いので、ホームポジションに手を置いたまま文章を考えていたりすると、指の重みでキー入力されてしまい「っっっっっっっっっっっっ」なんて入ってしまったりします。
これについては、あとで、APCで”Z”のキーを3.0mm にしようと思っています。

静音性

もちろん音がしないわけではありませんが、耳障りなカチャカチャという音ではないですね。
いま使っているマウスのデスクトップに最初からついていたキーボードは耐え難いほどうるさくて比較になりませんし、静音という触れ込みのK270よりも静かです。

全般

さて、生産性が向上して、34,980円の元がとれるかどうかはわかりませんが、モノには所有する喜びというものがあるので、東プレユーザーになったことも加味すると、いまのところ、悪くない買い物だったと思っています。
早く買えばよかった、という感じですね。

余裕があれば、道具はいいものを買うにこしたことはありません。
結局、どこにお金をかけるか、という価値観の問題に落ち着きますが。

もともと、普段使いの調理器具や食器はいいものがほしい、めったに使わない客用のものにはあまりお金かけたくない、というタイプなので、毎日ハードに使うキーボードにお金をかけるのは、自分の価値観にあっているということでしょう。

おまけ

もともと、キーボード用のリストレストを使っていましたが、このキーボードには必須だと思います。
また、適切な位置に肘置きのついた、よいチェアもおすすめです。