1999年のきょう、メンタルサポートろうむ(当時は李社会保険労務士事務所)を開業しました。
本日20周年です。

特別なお祝いはありませんが、「法律と心理の両面から中小企業の『人』を支える」という経営理念をもう一度胸に刻み、新たな出発の日としたいと思います。

いつも応援していただいているみなさまには、感謝しかありません。

今後ともどうぞよろしくお願い申し上げます。

さて、思い返してみると、最初は手続き中心のふつうの社労士事務所として出発しましたが、途中で大きく方向性が変わっています。

産業カウンセラーと、ハラスメント防止コンサルタント(当時はセクハラ・パワハラ防止コンサルタント)の資格をとり、現在ではメンタルヘルス・コミュニケーション・ハラスメント防止をテーマに、研修やセミナーが仕事の中心になっています。

手続き業務や給与計算業務は大幅に減らし、年金と助成金は扱わず、それらのひきあいがあったときには、その分野で有能な社労士をご紹介しています。

正直いって、あまり深く考えて方向転換したわけではなく、自分のやりたいことを勉強して追求していったら、こうなったという感じです。

年齢的には、40代後半で新しい分野の勉強を始めています。

ふつうであれば、そろそろ落ち着くべき年代だったのかもしれませんが、わたしにとっては、子育てが一段落し、やっと自分のやりたいことをやれる、という感覚でした。
「もう年だから」という言葉はわたしの辞書にはありません。

この仕事は一生勉強ですので、新しいことに貪欲で、同じことをずっとやっていると退屈してしまうわたしのような人間には、とても向いているなぁ、とつくづく思っています。

あと10年たつと66歳です。
大きな事故や病気がなければ、たぶん30周年は迎えられると思います。
これからも自分の嗅覚と本能を信じて、お客様に役立つ道を探っていきたいと考えています。

これからのメンタルサポートろうむに、どうぞご期待ください。