向井蘭弁護士の講演を聞いて来ました。
という、なかなか上から目線なタイトルの本の出版記念ということで、
出版元のダイヤモンド社が企画したものです。
本の内容、そして、本に書けなかったことについて、さまざま
興味深いお話があったのですが、パワハラについても
一部触れられていました。
労働法専門の弁護士、それも会社側の代理人としての立場から見ると、
裁判例で、「パワハラの事実があった」として、会社側の責任が
認められたときは、下記の3点の特徴があるということです。
(1) 人格を攻撃、否定する
(2) 衆人の前で罵倒する(メールを送る)
(3) 常日頃からの人間関係がない
わたくしも、セクハラ・パワハラ防止コンサルタントとして、
パワハラが関わる裁判例には多く目を通していますが、
上記3点はまったくうなづけるところです。
でも、(1)と(2)はわかるけど、同じ職場で働いていて、人間関係が
ないって、どういうこと? という疑問が出てくるのではないでしょうか。
毎日顔をあわせていて、しかも、仕事についての会話も多々ある。
しかし、人間関係がない、と言えるような事例が実際にあるのです。
みなさんの職場ではどうでしょうか?
それがどんな状態か、そして、職場に「人間関係」をつくり上げるには
どうしたらよいのか?
そのような観点で、パワハラの問題点、防止方法を具体的にお伝えするのが
今回開催する
です。
少人数でのセミナーとなりますので、早めのお申込をおすすめします。
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6月16日 18名の少人数セミナーです
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