ここ関東では、連日、35度前後の暑さが続いています。
どの会社でも、あれこれお熱中症対策を講じていることでしょう。
男性のクールビズはすっかり定着し、夏の間は、上着なし、ネクタイなしがふつうになりました。
しかし、女性の側から言うと、夏の天敵、ストッキングをはかずにすむビジネススタイルというのは、なかなか難しいんですね。
パンツルックに、フットカバーで素足がめだたないようにする、というのが、いまのところ無難な方法でしょうか。
会社では空調がありますが、移動が多い仕事では、暑さ対策、汗対策はほんとうにたいへんです。
移動して、お客様を訪問する場合が多いので、いくらクールビズといっても、それほど気軽な服装は難しく、そうすると暑い、ということになります。
実は、仕事中の服装の問題を、一気に解決する方法があります。
ユニフォームです。
作業が伴う仕事はユニフォームがふつうですが、事務や営業には導入されていない会社が多いようです。
たとえふつうのポロシャツでも、会社のロゴが入っていて、全員同じものを着ていれば、お客様を訪問するときも失礼にはならないでしょう。
会社のイメージづくりの一環にもなります。
夏になるとよくご相談を受ける女性の肌の露出問題についても、解決です。
「ポロシャツを購入して配り、上だけ着替える、更衣室がなければ家から着てくるということにすればどうですか?」
とよく言っています。
スカート丈は、「立って膝が出ない長さ」などと決めてしまえば、それですみます。
スカートやパンツもユニフォームにすれば、規定で決める必要もありません。
ポロシャツ3枚購入しても、ひとりあたま1万円程度、それほどの金額ではありません。
ユニフォームを導入するときは従業員の意見を聞くのをお忘れなく。
目立つからと全員蛍光ピンク着用では、仕事が楽しくなくなる人もいるかもしれません。