傾聴とは

話し手の思考を促進するコミュニケーション・スキルです

0076「傾聴する」というのは、一般的な言葉として「よく聴く」という意味もありますが、ここでいう「傾聴」とは、カウンセリングの基本的な技法としてのコミュニケーション・スキルを指します。

聞き手が、自分がよく聴いていることを話し手にわかるように伝える(傾聴する)ことによって、話し手は話しやすくなるだけでなく、思考が促進され、より深く考えることができます。また、傾聴によって、話し手と聞き手との間に信頼関係が育ちます。

現在ではカウンセリングだけでなく、教育やビジネスのさまざまな場面で応用されています。

傾聴はコミュニケーションの基本です

コミュニケーションというと、話すこと、伝えることに比重がおかれがちですが、どんなに滑舌よくなめらかに話しても、話の内容がすばらしくても、それだけでは相手によく伝わらないことがあります。

スムースに会話がすすんでいるようでも、自分の言いたいことを言うだけ、自分の聞きたいことを尋ねるだけでは、相手の気持ちによりそうことができず、押し付けととらえられてしまいます。

コミュニケーションには相手があります。相手によって求めているものが違うのですから、正解はありません。傾聴することによって、相手がほんとうになにを求めているのか知り、それに合わせた話し方をすることができます。

ワークショップ形式の研修が効果的です

テニスやゴルフなどのスポーツは、だれでも自己流でプレイすることはできますが、経験のあるコーチに指導してもらい、効果的な練習方法を繰り返すと、自己流よりもずっと早く上達します。

傾聴などのコミュニケーション・スキルはそれに似ています。

コミュニケーションは常日頃だれでもやっていることですが、そのやり方を習うということはあまりありませんよね。コミュニケーション「スキル」というのは、効果的にコミュニケーションする方法論であり、練習することによってその方法を身につけ、自己流よりもずっと短期間で効果的なコミュニケーションをとることができるようになります。

メンタルサポートろうむが得意とするワークショップ形式の研修は、知識の伝達だけでなく、実際に体を動かし、話したり聞いたりすることによって、実践的に傾聴を身につける方法です。
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傾聴の練習をする場合、ふだんの自分とは違う話し方、聞き方をすることになるので、とまどったり、照れてしまったり、相手に遠慮したりして、なかなか思うようにいかないものです。経験のある講師は、参加者のそのような緊張を和らげ、気持ちを傷つけないように配慮しながら、知識やテクニックを伝え、実践的な練習ができるようサポートします。

職場に活かす傾聴

傾聴を身につけると、生活全体に効果がありますが、とくにチーム内のコミュニケーションが重要な職場での効果が大きいものです。

例えば、下に書いたような場面で活かすことができます。

部下を指導するとき

会議が迷走しがちなとき

同僚や部下の相談にのるとき

お客様の苦情に対処するとき

めやすとなる料金

ご予算に応じてご相談にのりますので、お気軽にお問合せください。

受講人数 価格(税別)
3~20名 80,000円
21~30名 100,000円
31~40名 120,000円
41~50名 140,000円

※上記の価格は1~3時間の研修の価格となります。それ以上の時間、または51名以上の研修に関しましては、個別にご相談ください。

  • 研修開催決定後の、お打ち合わせも含んだ金額です。
  • 上記価格に対して、消費税を申し受けます。
  • 時間は休憩時間を含みます。
  • 栃木県内は交通費無料。
  • 県外は、交通費、宿泊料は当事務所規定によりご請求します。
  • 片道所要時間が2時間以上の場合、宿泊が伴う場合は、20,000円プラスとなります。
  • キャンセル料については、こちらをご覧ください。ご依頼の前に必ずご確認ください。
  • 請求書の郵送をご希望の場合は、2020年4月分より、事務手数料として一通ごとに¥1,000(税別)を申し受けます。
  • 顧問先様は、上記料金より 20% 割引いたします。