横柄な口調が習慣にならないようにと、子供「お母さん、麦茶!」私「お母さんは麦茶じゃありません」「…麦茶取って下さい」的な会話をよくするんだけど、最近は5歳娘が「おかあさんはむぎちゃじゃないのちゃんとわかってるでしょ?むぎちゃとってということよ?」って空気読めみたいな要求してくる
Twitter / toppinpararin: 横柄な口調が習慣にならないようにと、子供「お母さん、麦茶!」 …
Twitter で、1,000以上 RT(リツイート) されている発言です。なんともほほえましく、かわいらしく、思わずほかの人にも知らせたくなります。
小さいうちは「麦茶!」でいいんですが、親としてはそろそろきちんと言わせたい。そこで、こういうやりとりが生まれます。わたしも覚えがありますが「麦茶がどうしたの?」と言っていました。「お母さんは麦茶じゃありません」という、この方の切り返しもおもしろいですね。
お母さんが言っている皮肉を理解しているだけでなく、5歳にしてコミュニケーションの両面を見抜いているとは、なんとも鋭いお子さんです。
伝えるときは、誤解が生まれないよう明確に。また、相手の気分を害さないようていねいに。
そして、受け取るときは、そのときの状況や、相手の表情や身振りなども総合的に受取って、言外の意味も読み取ること。これが「空気読め」ですね。
この両方を身につけて、おとなになっていくのです。
ただ、相手の「空気を読む」能力や、「空気を読もうとする」意欲はいろいろです。多様な人がいる職場では、相手が空気を読むことに期待するのは難しい場合があります。
とくに、入社したばかりの新人さんにとっては、いままで、学校や他社という別の文化の中にいたわけですから、その職場に長くいる人にとっては当たり前のことも、ちょっと意識してていねいに伝えると、お互いによけいなストレスを感じずにすむでしょう。
また、部下から報告を受けても、いったいなにを言っているのかよくわからない。「まったく、あいつは伝達能力が低い」と感じていたとしたら、注意するほかにも、直すやり方があります。
上司であるあなた自身が、常に明確に、過不足なく伝えることを意識してコミュニケーションをとるのです。
「あれやっといて」ではなく、「この書類を◯日までに処理してほしい」ということですね。
冒頭にリンクしたツイートのお子さんも、これだけ賢いのですから、ご家族の方が常にまわりにていねいな言葉遣いで接していれば、すぐに見習って同じようにするはずですよ。