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人前で話した後、「うわー、失敗した。あがっちゃってマイク持つ手は震えてたし、声も裏返っちゃった。内容は言おうと思ってたこと、とばしちゃったし・・・」と、頭を抱えたことはないでしょうか。

いい声で滑舌よく、堂々と、目からウロコのすばらしい話をする。それが目的であれば、自分で設定した基準に届かなかったときに、がっかりするのは当然でしょう。

でも、ちょっと待って下さい。

人前で話をする、プレゼンテーションをする、講師をする、こういうときの目的は、あなたがかっこいいパフォーマンスをすることでしょうか。

そうではありませんよね。伝えたいことがあるはずです。そして、伝えたいことを、聞いている人がしっかり受け止めたときが成功、内容に興味を持てず、ただ座っていただけであれば失敗なのです。

講師はおおぜいの前で立って話をします。一見すると、スポットライトがあたっている講師が主役であるように思えます。

実際は、講師の役目は、セミナーの参加者が成長するための手助けをするサポーターです。

セミナーの主役は、講師ではなく、参加者ひとりひとりなのです。

「聴衆はカボチャ」ではありません。そう思って落ち着くことができたとしても、伝えるべきことが抜け落ちてしまいます。

わたしは、いつもそんなつもりで講師を務めています。ですから、自分の話し方がいまいちいけてなくても、そこで落ち込むことはあまりありません。

でも、参加者の方の表情を見て、いまいち響いてないな、この言い方では伝わらないな、と感じると、そこは反省して次のために工夫します。

つっかえても、なまっていても、緊張していてもいいのです。

自分では「あー、だめだった」と思っていても、聞いていた人から「いまのよかったよ!」と言われてきょとん。こういう場合もあります。

そう言ってくれたのはお世辞ではなく、きっとあなたの言いたいことが伝わったからなのです。

 

7月16日に宇都宮市にて「セミナー講師が教える共感を呼ぶ話し方 プレゼンテーション講座」を開催します。お申し込みはこちらからどうぞ。

 

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