紙の手帳と、Google Calendar などのネット上のスケジュール管理ツール。
「わたしは手帳派!」
「わたしはデジタルツール派!」
「両方使ってます」
と、いろいろなパターンがあるかと思います。
手帳は、さっと出して書ける利便性、お気に入りのデザイン、シールを貼ったり、カラーペンを使ったり、簡単に自分好みにできるなど、やはりこれじゃないと、と思っている方も多いはず。
なにより、スマホを使うスケジュール管理ツールに比べると、外出先でもバッテリー切れの心配がありません。
また、なんらかのシステムトラブルで使えなくなるということもありません。
場合によっては、使っていた Web サービスが終了してしまった、なんてこともありますね。
文房具好きのわたしとしては、手帳のよさも十分に感じつつ、やはり、デジタルのスケジュール管理ツール(わたしの場合は Google Calendar)に軍配を上げてしまいます。
通知機能
理由の第一。
通知機能が使えること。
予定を入力すると、開始時間の前に、自分宛のメールが届いたり、アラートのポップアップが出てくるよう、設定できます。
30分前、1時間前、1日前などの設定も自由にできます。
歯医者の予定を忘れてすっぽかすなどの失敗もなくなりました。
手帳は、自分から手帳を出して見ないと予定がわかりませんので、忘れてしまったらそれまでです。
検索できる
理由の第二。
検索ができること。
スケジュール管理は、未来に向かってだけではなく、いつごろ、なにをしていたか、あとで振り返ることもけっこう重要です。
「いつだっけー?」と探す時間が節約できます。
情報量が多い
理由の第三
書き込める情報量が多いこと。
手帳よりも、ひとつの項目に入る情報量が多く、その予定に関連するリンクなども入れられます。
パソコンの前にいるときは、大きな画面で見ることができ、キーボードから入力ができます。
手書きでちまちま小さい欄に書き込むのは、老眼がすすんだ今となってはかなりつらいですね。
そして、同じ情報がスマホのアプリにも自動で同期されていて、外出先でも気軽にスケジュールの状態を見たり、書き込んだりすることができます。
共有しやすい
理由の第四
共有がしやすいこと。
スケジュールの共有については、会社から管理ツールが指定されている人も多いのではないでしょうか。
わたしの場合は、基本家族とですが、共有したいカテゴリーを決めておけば、自動的に相手の Google Calendar にも同じ内容が表示されます。
情報にアクセスするためのステップを減らす
理由の第五。
これがいちばん大きな理由かもしれません。
「えーと、どこに書いたっけ?」というのを防止するため、スケジュールは、すべて Google Calendarに書く!と決めているからです。
最初の4つの理由は、デジタルならではの利点でした。
でも5つ目は、同じ理由で、紙の手帳にしている方もいるでしょう。
手帳やデジタルツールでスケジュール管理する目的は、「覚えておかなくてはならない」という頭の負担を減らすことです。
忘れるためにメモするのです。
ですから、「思い出す」=「情報にアクセスする」ためのステップは少ないに越したことはありません。
データの置き場所を1箇所に決めておくことで、数カ所を探す時間が節約でき、イライラのタネがひとつなくなります。
紙の手帳でも、なにかのアプリでもなんでもいいのですが、「スケジュールに関する情報はここを見ればよい」というものをひとつ決めておくのが原則です。