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以前からわたしのサイトをご覧になっていた方はご存知だと思うのだが、1999年からずっとブログを書いていた。

ブログって、ふつう、2,3年でフェードアウトしてしまうものなので、14年というのは、どんな内容にしろ、それだけで価値のある年月かもしれない。

始めた当初は、まだ「ブログ」という言葉なく「ウェブ日記」と言っていた。

tDiary という CGI スクリプトを使っていたのだが、レンタルサービスではなく、自分でサーバにインストールして使うという形式のため、バージョンアップなどのメンテナンスがおっくうで、古いバージョンをそのまま使っていたので、やはり時代遅れな感じは否めなかった。もちろん、それは tDiary というツールの責任ではなくて、使いこなせない自分の側の問題である。

サーバーを引っ越して、新しく WordPress でこのサイトを始めるとき、以前のブログはそのまま持ってきて公開するつもりでいた。

だが、新たに tDiary をインストールすることもなんとなく気が進まず、ログを WordPress 形式に変換して、とも思って検索してみても、方法はあるようだが、書いてある技術的な内容がわたしには意味不明である。そうなると、自分ではできないので、友人か、どこか業者に頼むことになる。でも、そこまでして公開する価値があるものだろうか? というところで、止まってしまっている。

まだいまのところは、個別ページなどは検索すればキャッシュが残っているけれども、このまま Not found という状態が続くと、いずれ検索にもヒットしなくなるだろう。

家族のことや、個人的なこともたくさん書いてあるので、ここをひとつの区切りとして、もう公開するのをやめるというのもいいかもしれない、という気持ちに傾いている。

資料的な価値のある内容は、いずれ整理して別の形で公開するかもしれないけど、古い文章を見ると、やはり直したい気持ちも出てくるだろうし、専門家でもないわたしの文章が、それほど労力をかける価値があるかというとそれも疑問だし、どちらかというとそのままになってしまう可能性のほうが高いかな。

引き続きペンディングになっている課題なんだけど、「前のブログはどうなった?」とお思いの方がいるかもしれないので、いったんご報告しておきます。