上の写真は、業務終了後の研修の模様です。
みなさん笑顔ですが、そうとうお疲れのはず。
そして、夕食時間にかかってしまうので、お腹が空いているはずですね。
業務終了後の研修は疲れる?
最近、労働組合様からの研修のご依頼が多く、通常の会社主催の研修とは違って業務時間内に行うことができず、業務終了後の6時や7時スタートということになりがちです。
疲労や空腹を考えると、3時間の研修には、二の足を踏む主催者様が多いようです。
また、主催者様が3時間でいいと思っても、「仕事終わった後に3時間の研修? 考えただけで疲れる・・・」ということで、参加者が集まらないということも考えられます。
疲労と空腹への対処は実は簡単で、なにか軽く食べればよいのです。
上の写真にペットボトルが写っていますが、これは主催者側で用意したものです。
少し手間と費用はかかりますが、飲み物に加えて、キャンディーや小分けできるチョコレート、一口大の焼き菓子など、簡単に食べられる甘いものを主催者側で用意していただくと、空腹をガマンする必要はなくなります。
また、甘いものを少し食べると、エネルギー補給にもなり、疲れていても、もうひとがんばりできるものです。
ダイエット中などで、甘いものはダメ、という方がいる場合には、果物、おにぎり、サンドイッチなど、簡単に食べられるものを持ち込んで下さい、と、事前にアナウンスすることもできます。
講師の立場からいうと、「お腹すいた~。早く終わんないかな」と思いながら参加していただくより、参加者が話を聞きながら、口をもぐもぐさせているほうが、ずっとやりやすいです。
ただ、グループワークのときは食べながら、というのは難しいので、最初にだいたいの進行時間と、休憩時間を含め、食べてもいい時間をご案内するようにしています。
食べながらでは話に集中できない、と思われるかもしれませんが、映画を見るときには、ポップコーンなどを食べながら見るのがふつうですよね。
映画がクライマックスになると、自然に手が止まり、食べるのを忘れていた、という体験をした方も多いはずです。
食べながらでも、案外問題ないものです。
3時間もおベンキョウするの?
当事務所の研修は、3時間が基本です。
3時間以下の研修でもお受けしますが、料金は3時間が最小単位で、1時間だろうと2時間だろうと、割引はありません。
入社したときの研修にはじまり、会社で研修を受けるのに慣れている人は、「3時間の研修」と聞いても、なんとも思わないかもしれません。
ところが、当事務所でご依頼を受ける団体には、「研修自体初めて」とか、「グループワークを含んだ研修は初めて」というところがけっこうあります。
しかも「学生時代は楽しかったけど、ベンキョウは苦手だった」という方が、かなりの割合で含まれています。
そういう方が「3時間の研修」と聞くと、「3時間も座っておベンキョウ? うわー、冗談じゃない」とか、「3時間もなにやるの? 早く帰りたいんだけど」という感想をお持ちになるようです。
正直、これについては、一度グループワークを含んだ研修を体験しないと、その時間の感覚を理解するのは、難しいのではないかと思っています。
1時間半や2時間という枠が最初から用意されていて動かせない場合、「本来3時間でやるものをアレンジして短くしますので、不足な点があるかもしれません」と断って、あちこち縮めたり省略しつつ、そのままのテーマでやることがあります。
当然ながら、終了後のアンケートには「あっという間の2時間でした」「時間が短すぎる」「もっと時間がほしかった」という言葉が並ぶことに。
参加者の方が「3時間やりたかった」と思ったとすれば、時間感覚は理解してもらえたということですね。
3時間でもあっという間です。