『ただ君だけ』ーおじさんと呼ばないで

韓国

ハン・ヒョジュが、それほど年が離れてないソ・ジソプを「おじさん」と呼ぶ問題だが、『八月のクリスマス』と同じパターンで、日本語訳が難しいところ。 アジョシというのは、あまり親しくない成年男性を呼ぶ一般的な言葉で、日本語みたいに「中年」の意味が強くないようだ。

『私の恋』-恋を忘れた人にも

韓国

恋は愚行のかたまり。 登場人物たちがどうしようもなくおバカなのだが、どうしようもなく愛おしい。 恋愛中の感情のみずみずしさを、喜びだけじゃなくて辛さや恥ずかしさやそういうものも含めて、これだけいきいきと描き出せる監督はそういないんじゃないかな。

『僕の妻のすべて』ー自分の怒りを持て余している人に

韓国

ちょっときれいに落としすぎかな、という気がするほど、よくできたコメディ。 アンティークと同じ監督で、同じくセリフにたよりすぎな気もするけど、今回はそのセリフがおもしろくて、マンガチックな演出にぴったりである。 日本語を話すイム・スジョンの愛らしさといったら。

セクハラと自己決定権ー『未来を花束にして』

イギリス

まだ12歳の友人の娘が、工場の管理者であるテイラーに性的虐待を受けているところを偶然目撃してしまう、主人公モード。 このときのガクブルぶりに、単に見てはならないものを見てしまったからではなくて、自分も同じことをされていたんじゃないか、と想像したが・・・

『依頼人』ー主演3人の演技合戦

韓国

どっちかというと謎解きよりも、主演3人の演技合戦、そして殺されたチャン・ヒョクの妻が置かれていた状況や心理状態が、証言であぶり出されるあたりが見どころかな。 そういう面では決して悪くなくて、楽しんで見られるのだが、もうひとつ乗り切れなかった。 法曹人でありながら、遵法精神ゼロで、目的が手段を正当化すると思っている、ある意味似た者同士・・・

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