映画「サーホー」公式サイト 大ヒット上映中!

いきなり予告編がはじまって、大音響なので注意。

ハーレイ・クイン以来、約2ヶ月ぶりの劇場。
しかし、コロナウイルスはまだまだ映画館に君臨していて、お客は5人。

169分とかなり長いので覚悟していったが、ダレ場は少なく、終始ドッカンドッカンの大音響で、退屈はしない。
インド映画名物のダンスシーンを切っちゃえば、こんなに長くならんだろ、とも思うが、それは野暮というもの。

とにかくすべてが「かっこいい主人公」に奉仕している映画。
超人的に強く、天才的な頭脳を持ち、しかもワイルドな二枚目。
こういうアホらしい設定がきちんと絵になるのは、なかなかすごい。

ヒロインも刑事ということで、まあまあ強い女ではあるのだが、家族関係のトラウマを抱えていて、心を閉ざしているという設定。
刑事として有能だと匂わせてはいるけど、どうも中途半端。
女性をエンカレッジするような方向ではなくて、あくまでも主人公の相手役として強く美しい、ということだろう。

登場人物が多く、インド映画を見慣れていないので、お初の役者さんばかりで、最初はストーリーに追いつくのがたいへんだが、ばらばらに起こっていたできごとがきれいにひとつにまとまる、なかなかよい脚本。

ワージーという架空の大都市が、ムンバイと並んで舞台になっているのだが、その未来的なビル群の夜景(のCG)が美しい。

強引といえば強引なのだが、あまり細かいことを考えず、派手な画面にぼーっと見とれているのが楽しい映画だ。