予告編は、いくつものバージョンがあるのだが、公式サイトにあるのを持ってきた。
しかし、これがのっけから映画の内容と違う。どう違うかは、見てのお楽しみなんだけど、こんな予告編あり?

いいよ、という評判はちょこちょこ聞いていたのだが、原作が『あなたの人生の物語』と聞いて、ちょっと二の足を踏んでいた。
若い頃、SFをかなり読んでいて、この原作も読んでいたのだが、内容は忘れちゃったけど、テッド・チャン、なんか合わない、という印象だけがのこっていたからである。
とはいっても、原作と映画は別物。やっぱり、こういうのは映画館で見るべきでしょ、と、レディースデイに出かけた。

結果的には、劇場で見て大正解。
画面が全体に薄暗くて、これを家で見たら間違いなく寝てしまう。
劇場でも、冒頭かなり眠気に誘われた。
宇宙人が「文字」を吹き出すシーンで目が覚めたけど。

寝そうになったといっても、決してたいくつな映画ではない。
静かな緊迫感に満ちている。
そして、回想だと思っていた美しい画面が、実はそうではないとわかって、なにか妙な爽快感を覚える。

映画全体を支配している抑えたトーン、これがとても気持ちいい。
眠くなったのは、どちらかというとそのせい。

哲学的な内容と落ち着いた映像がうまく響き合っていて、とくに宇宙船やエイリアンの造形も、安っぽくならず、安心して見ていられた。

これからは、国際的な大事件が起こったとき、キーとなるのは中国の動向なんだろうなぁ。

1)画像出典:Message from Message

エイミー・アダムスは、最後の方にワンシーンだけドレスアップして出てくるのだが、それ以外は、地味な服装で、とくに宇宙船近くのキャンプに行ってからは、周りの兵士とほとんどかわらないかっこう。
メイクもすっぴんに近い。
でも、きれいに装ったときとかわらないくらい輝いている。
すごく美人、というわけではないんだけど、不思議な美しさだ。



メモ

邦題 メッセージ
原題 ARRIVAL
監督 ドゥニ・ヴィルヌーヴ
俳優 エイミー・アダムス
ジェレミー・レナー
フォレスト・ウィテカー
関連書籍 あなたの人生の物語
劇場/媒体 TOHOシネマズ 宇都宮
だれと
観た日 2017/06/07

Footnotes   [ + ]

1. 画像出典:Message from Message