1)画像出典:‘협녀, 칼의 기억’ 이병헌-전도연-김고은, 3인3색 액션 기대감UP – 1등 인터넷뉴스 조선닷컴 – 영화뉴스
冒頭、茶を淹れる手のわずかな動きで、「あ、この人、目が不自由なのかな?」と観客に伝え、その後にチョン・ドヨンの顔が映るというシーン。
さすがというほかはない。

とはいっても、チョン・ドヨンが道を極めた最強の剣士というのは、なにか違和感あるなぁ。
なんとなく、あんまり体を動かさないようなイメージがある。
演技自体は、最初に書いたように文句つけようがないものだったので、これはこちらの側の勝手なイメージ。

2)画像出典:이병헌 차기작 라인업 – 인스티즈(instiz) 인티포털
そして、イ・ビョンホン!
表情のひとつひとつがかっこいい。
ちょっとうるっとした黒い瞳のアップなんて、もうたまりません。
さほどファンではないわたしでも、感心するのだから、イ・ビョンホン好きな人は必見でしょう。

キム・ゴウンと、イ・ジュノ3)2PM というアイドルグループの一員だそうですが、K-POP はうといので、パフォーマンスは見たことない。って、なんか顔似てない?
兄妹みたい。
でも、それだけ雰囲気もぴったり。

キム・テウの悪役ぶりもはまっている。


上の公式サイト(予告編が始まって音が出るので注意)を見てもらえばわかるように、映像はキメキメでとても美しい。
ストーリーも緊迫感あるし、まあ、映画としてはよくできていると思う。

なんでこんな歯にものがはさまったような言い方かというと、わたし自身はあんまり乗れなかったから。

まず、ワイヤーアクションが苦手。
これはこういうものだと思って見るべきだとは思うんだけど、超人的な動きにしらけてしまう。

そして、主人公たちがとても強いということを見せるには、敵をばったばったとなぎ倒していくのだけども、これもちょっと苦手。
そんなこと言ったら武侠とか、大半のアクションものは見られなくなっちゃうけど。

相手を倒してもいいんだけど、ちょっとは言い訳というか、正当性を確保してもらわないと。

先日見た『マグニフィセント・セブン』でも、いったい何人殺したんだ? と思うくらい、敵を殺しまくるわけだが、一応、相手が極悪非道で、生活を守るための戦いだという大義名分がある。

だが、キム・ゴウン演じるホンイの動機は復讐。
で、自分からソン・ユベク(イ・ビョンホン)の屋敷に攻め入っていく。

復讐という大義名分があるじゃないかって?
自分が殺したたくさんの雑兵たちにも家族がいて、彼らからすると、理不尽に殺されたとしか思えないはず。
自分が復讐したいのなら、殺した相手の家族に殺されるのか?
力があるものが殺すのは当然なのか?
そのへんの特権性に無自覚なのが気持ち悪い。

ユベクにしても、ホンイが襲撃に来てるのがわかってて、わざわざ四六時中着てる鎖帷子を脱ぐとか、死にたいのなら部下の命をムダに散らさないで、さっさとホンイと対決すればいいのに。

厳しい修行で、人並み外れた能力を身に着けた時点で、特権性を帯びてるのかもしれないけど、それ自体、あまりに絵空事だしねぇ。

そもそも、ホンイを復讐に駆り立てたウォルソ(チョン・ドヨン)の考え自体が、超身勝手で気持ち悪い。

と、登場人物を倫理的に断罪してもしょうがないし、高麗時代の話を現代的な価値観で見てしまうからいけないのはわかってるんだけどね。

強すぎる個人というのが好きじゃないのかも。



メモ

邦題 メモリーズ 追憶の剣
原題 협녀:칼의 기억(侠女:刀の記憶)
監督 パク・フンシク
俳優 イ・ビョンホン
チョン・ドヨン
キム・ゴウン
チュノ
イ・ギョンヨン
キム・テウ
関連書籍
劇場/媒体  Netflix
だれと
観た日 2017/05/31

Footnotes   [ + ]

1. 画像出典:‘협녀, 칼의 기억’ 이병헌-전도연-김고은, 3인3색 액션 기대감UP – 1등 인터넷뉴스 조선닷컴 – 영화뉴스
2. 画像出典:이병헌 차기작 라인업 – 인스티즈(instiz) 인티포털
3. 2PM というアイドルグループの一員だそうですが、K-POP はうといので、パフォーマンスは見たことない。