輝国山人の韓国映画 依頼人

新幹線移動のお供に、と、ノートパソコンと外付けDVDドライブをわざわざ持っていったのだが、前日届いたばかりのDVDドライブの接続口が、1回抜き差ししただけなのに、まさかの故障。
行きはそれであきらめたのだが、帰りは Wi-fi のある環境でこれを Nexus7にダウンロードしておき、新幹線の中で見た。容量が16GB しかないので、いままでストリーミング再生しかしてなかったのだが、映画1本くらいなら入るのね。
いつもは長距離移動の道中は本を読んでいて、映画を見たのは初めてだが、ヘッドフォンがインナーイヤータイプで、外の音がかなり入ってくるので、新幹線走行の騒音が気になった。カナルタイプだと違うのかしらん。


(画像出典:[연예 뉴스 스테이션] 하정우 박희순 장혁의 ‘의뢰인’ 내달말 개봉 확정 : 뉴스 : 동아닷컴

ストーリーは最後に謎解きを持ってくる形式だが、耳の不自由な子供が鍵を握ってる、というのがかなり早い段階でわかってしまうし、チャン・ヒョクがあまりに気持ち悪いので、ぜったいなんかやってるやろ、というのがバレバレである。
どっちかというと謎解きよりも、主演3人の演技合戦、そして殺されたチャン・ヒョクの妻が置かれていた状況や心理状態が、証言であぶり出されるあたりが見どころかな。

そういう面では決して悪くなくて、楽しんで見られるのだが、もうひとつ乗り切れなかった。

法曹人でありながら、遵法精神ゼロで、目的が手段を正当化すると思っている、ある意味似た者同士の検事と弁護士の戦い。
バレたら、検事として、弁護士としてアウト、というような危ない橋を渡りつつ、相手の手の内を読み合い、渡り合う。
その切実さは伝わってくるのだが、どうしてそこまで危ない橋を渡ったり、犠牲を払ってまで、この裁判に勝ちたいのか、そこがもうひとつ納得できない。

ハ・ジョンウか、チャン・ヒョクのファンであれば、とても楽しめる映画だと思う。
それと、キム・ソンリョンが、しっかりものなのだが、猪突猛進で、どこかひとつ抜けてる、みたいなキャラクターで、走り回り、わめき、つかみかかり、という演技がよかった。

個人的な好みでは、カルト宗教にはまっている母と、そこから逃れたい、でも、母を捨てきれない娘との葛藤、というあたりに、もう少しスポットライトあててほしかった。



メモ

邦題 依頼人
原題 의뢰인
監督 ソン・ヨンソン
俳優  ハ・ジョンウ
チャン・ヒョク
パク・ヒスン
ソン・ドンイル
キム・ソンリョン
関連書籍
劇場/媒体 Netflix
だれと
観た日 2017/05/11